至福のとき
自家焙煎
美味しそうな香りに
誘われるように入ってしまう
自家焙煎が売りの
喫茶店
自分も香りのいいコーヒが飲みたいと
道具を揃えてみた
最初は何がなんだか分からぬまま
生豆を陶器の焙煎器で
見よう見まねで焦げ目をつけ
手回しのミルで粉にする
86・7度のお湯をで蒸らし30秒
語りかけるようにゆっくり湯を注ぐ
淹れたてのコーヒだよ・・・
香りを確かめるように嗅いで見る?
焦げ臭っ
これまで何十回も練習して
どうにか飲めるようになってきた
朝連を終えて渾身の一杯を入れ
口へはこぶ
香りは喫茶店には及ばないが
味はどうにかうなずけるようになってきた
ストーリのある自分なりの至福のひとき・・・